1770年5月7日、マリー・アントワネットが、フランスに引き渡されました。
引き渡し式はライン川の中洲エピ島に、建てられた建物の中で行われました。
そのとき、「オーストリアのものは全て脱ぎ捨てて、生まれたままの姿で、フランスに身を捧げた」と言うのは、間違っているようです。
アンドレ・カストロの「マリ=アントワネット」に引用されているカンパン夫人の「回想録」によると、オーストリア側の小部屋で、ウィーンから持参した式服に着替えただけのようです。
※アンドレ・カストロの著作の日本語タイトルは、「マリ・アントワネット」です、
「マリー・アントワネット」ではありませんので、表記に従います。
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