3月19日は、マリー・ヨーゼフ(Marie-Josèphe)の誕生日です。
1751年生まれで、1767年10月15日に亡くなりました、16歳でした。
マリア・テレジアの12番目の子ども、7女になります。
マリー・アントワネットが12歳の時のことです。4歳上の姉です。
ちなみに、マリー・アントワネットは、15番目の子供で、11女です。
マリー・ヨーゼフは、天然痘で亡くなりました。
マリー・ヨーゼフは、ナポリに嫁ぐことになっていました、もちろん、政略結婚です。
結婚前に、マリア・テレジアに連れられて、先祖への結婚報告に出向きました。
そして、墓所で、天然痘にかかりました。
マリー・ヨーゼフは、免疫がなかったようです。
マリア・テレジアは、すでに軽い天然痘を経験していたので、免疫がありました。
マリー・アントワネットも、天然痘の免疫がありました。
マリー・ヨーゼフの死が、マリー・アントワネットの運命を変えました。
当初は、マリー・ヨーゼフがナポリに嫁ぎ、マリー・カロリーヌ(Marie Caroline)がフランスへ嫁ぐ予定でした。
彼女の死によって、嫁ぐ順番が繰り上がることになるのです。
つまり、マリー・カロリーヌがナポリへ、次のマリーアントワネット(Marie-Antoinette)がフランスへ嫁ぐことになるのです。
マリー・ヨーゼフが予定どおり、ナポリに嫁いでいたら、
マリー・アントワネットは、フランス革命に巻き込まれなかったかもしれません。
これが、「運命」だったのでしょうか。
そして、マリー・アントワネットが、歴史に名を残すこともなかったかもしれません。
もちろん、歴史に名を残すことは、王妃の望みではなかったでしょう。
コメントを残す