1793年10月16日 マリーアントワネット最期の日
16日1時まで 最終弁論終了後、二人の弁護士逮捕
4時 結審
4時15分 死刑判決
4時30分 義妹への手紙を書き始める
6時ごろ、手紙完成
前後して、祈祷書にも、数行のメモを残している。
(シャロン=アン=シャンパーニュの図書館に保存されているます)
7時 召使ロザリー モリエールが王妃の独房に入る、スープを2、3口食べる
8時 白い衣装に着替える
8時~9時 独房に大勢が詰めかける
10時 独房を出て、裁判所の文書課へ
10時30分 文書課の鉄柵を出て、5月の庭(クール・ド・メ)へ
11時ごろ:サン・ドニ大聖堂で、ルイ15世の棺が掘り起こされる
正午近く 旧ルイ15世広場到着
12時15分ごろ 死刑執行
同時刻:サン・ドニ大聖堂で、地下埋葬所で、王たちの遺骸が次々と掘り起こされる
時間不明:マリーアントワネットは、マドレーヌ共同墓地へ(詳細不明)
午後:二人の弁護士を釈放
参考図書:マリーアントワネット最期の日々 原書房 2018
著:エマニュエル・ド・ヴェレスキエル 訳:土居佳代子
12の場所からたどるマリーアントワネット 原書房 2020
編著:ジャン=クリスティアン・プティフィス 訳:土居佳代子
アイキャッチの説明
タイトル:Marie-Antoinette quittant la conciergerie, le 16octobre 1793
作者: ウィリアム ハミルトン (1751-1801)
制作年:1794年
作品のサイズ:高さ: 152cm;幅: 197cm
所有者:フランス革命博物館
作品の解説:Marie-Antoinette appears in the center of the picture in a white dress and wearing a linen cap. This angelic habit is enhanced by a bright light and contrasts with the dark clothes of those around her.
上の和訳(アプリ Reversoによる)
マリー・アントワネットは白いドレスを着てリネンの帽子をかぶって写真の中央に登場します。この天使の習慣は明るい光によって強化され、周囲の人々の暗い服とは対照的です。
(解説ここまで)
絵画に描かれているのは、
マリーアントワネットの手を死刑執行人であるサンソンが、手を縛っているところです。
この時、マリーアントワネットが、「ルイ16世は縛らなかったではありませんか」と抗議しました。
しかし、刑場について、断頭台に上がるとき、マリー-アントワネットがサンソンの足を踏んで、「ごめんなさい、わざとではありません」と謝罪したのは、史実ではありません。
この後、刑場に向かうために連れて行かれる絵があります。
Marie-Antoinette sortant de la Conciergerie, le 16 octobre 1793
制作年:1885年
作者:Georges Cain.
作品のサイズ:高さ: 176cm;幅: 212cm
カルナヴァレ博物館所蔵

アイキャッチのイラストに関する情報は、Wikimedia Commonsを参考にしています。