1770年5月14日 マリー-アントワネットは、初めてルイ15世と王太子ルイ=ジョゼフ(のちのルイ16世)に
会いました。
場所は、コンピエーニュの森の橋でした。
王太子は、ツヴァイクが創作したイメージによって、いわゆる「チビ・デブ」の印象を与えるものでしたが、
若い頃は、太っていませんでした。
太ったのは、チュイルリー宮殿に閉じ込められて、運動不足になってからのことです。
王太子時代は、狩りが趣味で、ルイ15世とよく出かけていました。
大食いでしたが、太っていませんでした。
王太子の身長は、190センチありました。
「王太子が小さい」というイメージを作り上げたのは、ツヴァイクの創作術です。
肖像画のタイトル:Louis XVI of France when he was the Dauphin of France.
作者:ルイ=ミシェル・ヴァン・ロー