5月10日は、ブルボン家にとって大事な2人の命日です。
そして、ルイ16世の妹マダム・フィリッピーヌ・ド・フランスの命日(享年30歳)です。
マダム・エリザベートと呼ばれていました。
王妃の処刑から一年も経たないうちに、革命裁判によって、死刑を執行されました。
自分の兄たち(プロヴァンス伯やアルトワ伯)が亡命したにもかかわらず、フランスに残りました。
ヴァレンヌ逃亡に同行しタンプル塔まで、ルイ16世、王妃とその娘マリア・テレーズに付き添った女性です。
いわゆる「マリー-アントワネットの遺言」は、この王妹マダム・エリザベート宛でした。
肖像画のキャプション:かつてはエリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの作とされていた。, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で